御影堂の右脇壇に安置されているのは、第二世真仏上人の木像です。
上人は親鸞聖人の後継者として、聖人帰洛後の関東教団をリードされ た高弟。当地の有力な武士の出身といわれるが、温厚なお人柄を思わせる風貌である。
今も、埼玉県の蓮田に「真仏報恩塔」と呼ばれる4mにも及ぶ巨大な石碑が 建っていますが、これは上人への報恩のために建立されたものと いわれ、いかに上人の教化力が偉大であったかがうかがえます。
像の高さは74.6cm。
平成18年6月、国の重要文化財に指定されました。